DALL·Eで原風景を描き、シールにして手帳に貼る

その年の秋。「ほぼにち手帳」の最高級ラインである「はじまりの手帳」を手に入れたことからこの物語は始まる。

この手帳は、土屋鞄製作所が2020年から提供している人気の革手帳である。 公式通販の抽選販売に応募したがあえなく落選してしまい、丸の内の店舗で奇跡的に購入した一品だ。

触れるたびに感じる滑らかな質感と、深い色合いが、日々の記録に特別な意味をもたらすと確信した。

それからというもの、この革手帳にお気に入りの万年筆を挿して、どこへ行くにも持って歩くようになった。

初めのうちは、心にうつりゆくよしなし事をそこはかとなく書きつくっていたのだが、次第に、徒然なる文字だけの記録に物足りなさを感じるようになった。

ただでさえ語彙力が乏しい僕が、気の向くままに書いた雑文など、後から読み返すと我ながら呆れるほどスカスカで情報量が無い。

どれも判で押したような「今日はダメだった」というありきたりで取るに足りない灰色の文章になってしまう。

本当は、言いようのない寂寥感、疎外感、孤独感、不安感、焦燥感など ── あまり人前では公言すべきではないがどこかに書き残しておきたい繊細な感覚がどうしても欠落してしまうのだ。


そんな折、偶然にもDALL·Eの存在を知る。

このツールは、思い描くイメージを具体的な絵に変える能力を持っており、自分の想像力を新しい形で表現できると感じた。

絵心のない僕にとって、DALL·Eはまさに表現の新境地を開いてくれたが、当初はただの興味深い技術に過ぎないと思っていた ── モバイルプリンタの存在を知るまでは。


モバイルプリンタとの出会いは、この新たな表現方法をさらに拡張する鍵だった。

ご存知ない方のためにご紹介すると、モバイルプリンタは、手のひらに収まるほどの小ささで、スマートフォンの画像を手帳に貼りやすいシールに変換する機能を持っている。

つまり、DALL·Eにその時々の心象風景を描かせてシール化し、手帳に貼ることで、文字だけでは書き切れない心の機微を手軽に記録できるのではと思い立ち、購入に至った。

実際にこのモバイルプリンタを使用してみると、予想通りの性能を発揮した。

DALL·Eで描かれた創造的な画像が、手軽にシールに変換される。 それを手帳のページに貼ると、まるで生き生きとした物語が浮かび上がるようだった。


この小さな実験は、デジタルとアナログの融合から生まれた新しい創造の喜びを教えてくれた。

革手帳、DALL·E、そしてモバイルプリンタを介して、日常に深みと色彩を加えることができた。

この経験を、手帳のページに刻み続けることになるだろう。

※ このブログの後半はChatGPTの提供でお送りしました

おまけ

たまに生成に失敗してしまう(モルモットがなぜかポットの中に)。

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