第3話
今週もたのしい英語の時間がやって参りました!
はりきっていきましょう!
勘弁して……
今日は休日出勤なんだよ……
泣き言はゆるさない!
さぁ、グリーン先生がアップを始めました!
おぉぅ……
前回のあらすじ
というわけで、DUO(薄いやつ)を復唱しつつ、英文法の復習をはじめました。
英文法は、中2〜中3(前半)レベル相当の『新装版 英文法のトリセツ とことん攻略編』を使うことにしました。
- 作者:阿川 イチロヲ
- 発売日: 2019/10/25
- メディア: 単行本
ニガテの正体に気付き始めた
そして今回はトリセツの『とことん攻略編』を読了。 中学生向け参考書だと思って正直ナメてたけど、けっこう歯応えがありました。
トリセツを読んで、僕がどこで躓いていたのか分かった気がする。
おっお
たぶん、接続詞 ── 特に、従属接続詞にさしかかったあたりからだと思う。
that節あたりから理解があやふやだったんだ。
訳: 理論というものが必ずしも実際にうまく機能するわけではないことを、覚えておきなさい。
これは、that節が使われているDUOの例文だね。
うん。
ほかの接続詞と働きが違って、that が入ると途端にややこしくなる気がする。
従属接続詞といっても、because とか if とか when とかは、もとの文から従節を取り去っても、一応、文としては成立するし意味の切れ目も分かりやすい。
コレなんかは読みやすいと思う。
訳: 自分の主義に反するとの理由で、彼はその命令には従わなかった。
なるほど。
そういえば because〜 とか if〜 とかは、主節と従節それぞれ小分けに読解できるから、あまりややこしく感じたことはなかったかも。
でも従属接続詞の that はちょっと特別で、that節を取り去ってしまうと、もとの文のうち目的語か補語か主語のどれかが欠損しちゃう。
うー……。
さらにイヤらしいことに、that は省略可能なんだよ。
that の省略は初見殺しだと思っている。 例文を見てみよう。
訳: 落ち着いて。たぶん君は最終面接に選ばれるよ。
これ、ホントに英語がわかんない人ががんばって読もうとするとどうなると思う?
えぇと、、
単語の意味は分かるけど、文の切れ目がまったくわからない……。
are の後ろに that が隠れているんだ。
文を最後まで読もうとしているうちに、なんかいつの間にか別の文が始まっている錯覚に陥って混乱するよね。
まぁそんな感じで、that節は単なる接続詞と違って難所だと思う。
ルールを覚えることとプレイができることは別問題なように、理屈を知ってもなお読解はキツい。
僕が英語を諦めたところ
そうだ思い出した……。
僕は中学時代、現在完了形のところで挫折したんだった。
キミは、中学1〜2年生の頃は英語の成績も悪くなかったんだよね。
でも完了形や関係代名詞が出てきた頃から、少しずつ成績が落ち始めた。
なんでだろう……。
現在完了形は構文丸暗記で乗り切れると思っていたのに、なんで点が取れなくなったんだろう。
とりあえず、DUO から例文を拾ってきたよ。
訳: 従業員たちは奴隷のように働くことを強いられてきた。
この文には、動詞っぽく見える単語が3連続しているけど、どれも動詞ではないんだ。
……。
動詞っぽく見える have は、実は助動詞。
助動詞の後ろは、ふつう動詞の原形が続くのでは……?
will〜とか、 can〜 とか、「〜」の部分に過去形を書いたらバツになるよね。
そう。
だけど現在完了形の文には、動詞の働きをする単語が存在しない上に、助動詞 have の後ろに過去分詞が続くという、英文法の原則から見るとある意味二重の例外を犯している。
あー 思い出した。
僕、ここで本格的に落伍したんだ。
そうそう、現在完了形はもう一つ注意すべき点があるんだった。
ふつう、1つの英文に助動詞を2つ以上使ってはいけないんだけど ──。
まさか……。
訳: たぶん彼女はむっとしてるよ。彼女にもっと礼儀正しく接するべきだったね。
実は1文目に隠れ that 節が潜んでいるけどそれは置いといて、問題は2文目だ。
こんなふうに、現在完了の have は他の助動詞と組み合わせて使えるんだ。 should とか will とか。
ああああ(失禁
英語負け組に落ちた理由
完了形でキミが挫折した理由は、たぶん、こういう例外ルールを覚えきれなかっただけじゃなくて ──。
……?
過去形、過去分詞、現在完了形が、そもそも見た目的にかなり紛らわしいこと。
そして、現在完了形も、
❶ 〜したことがある
❷ 〜してしまった
❸(ずっと)〜している
── という3通りの訳し方があること。さまざまな合わせ技で、ルールが一気に複雑になったんだよね。
あぁ……。
テキトーに勉強していると、ここで区別がつかなくなって、一気に落ちこぼれてしまう。
ゴメンナサイ……。
次の目標
でも、トリセツはだいぶいい復習になったのでは。
うん。
DUO の構文が少し理解できるようになった(気がする)。
ふむ。
今までは、単に例文を丸暗記していた。
でも、なんか一つひとつの文がどうやって組み立てられているのかが、理屈で分かるようになったような。
なるほど。
その調子で、次は中3〜高校レベルいっとこうか。
- 作者:阿川 イチロヲ
- 発売日: 2019/10/25
- メディア: 単行本
トリセツ最終巻。
中学レベル完結……。
こんなに苦労してまだ中学レベル……。
比較、間接疑問文、関係詞、そしてキミが苦戦している従属接続詞がふたたび襲いかかってくる。
中学レベルやば……。
次の学習目標は、英文法のトリセツを全巻読破して中学レベルを卒業しよう。
DUO は、引き続き音読しよう。
はいー……。
つづく(かもしれない)