Processing Advent Calendar 2014 第15日目の記事です。
月曜日が始まり、日本列島に絶望感が満ち溢れる中、満を持して僕の番がやってきました!
ごあいさつ
はじめましての人ははじめまして。たーせるです。
都内某所のIT企業に勤めております。誕生日は8月12日。血液型はO型。火属性*1と水属性*2のひとです。
好きなたべものは新潟のラーメン。好きな飲み物はコーラです。
本日のコンテンツ
本日のメニューはこちら。まぁ新作の出来があまりにもヘボかったので過去のいろいろでごまかs(ry
- 今までに作ったもの紹介
- OpenProcessingダイジェスト
- 立体スケッチ
- 新作40秒スケッチ
- おまけスケッチ
- スペシャルサンクス
旧作なんてどうでもいい!もういきなり新作が見たい!という人はこちらへどうぞ。その代わり何があっても知りません。WebGLが動作するブラウザでご覧ください。
今までに作ったもの紹介
OpenProcessingダイジェスト
実は、僕がProcessingと出会ったのは4年前。まだ大学生の頃でした。その当時は、OpenProcessingにスケッチとソースを投下して遊んでおりました。
まずは経歴紹介の代わりに、過去のスケッチをいくつか厳選して紹介したいと思います。再生しても音は出ないので、職場や学校でも安心してご覧いただけます。
最も反響が大きかったのは「3次元Delaunay分割」です。地味な割にそこそこマニアックな計算幾何アルゴリズムで、いろんな人(主に外国人)からいっぱいコメントもらいました。わーい。しにたい。
立体スケッチ
描いた建物が立体になったらいいのになぁと適当に思いついたことから始動したプロジェクト。ちなみに構想の段階で、東京大学の五十嵐先生*3の影響をあからさまに受けている*4。
開発期間1ヶ月・予算0円(※ Processing代)という超低予算研究であり、僕の黒歴史的作品でもあります。以下のムービーは、2012年の某学会の講演予告として、僕のシステムを実際に操作する様子をキャプったものです。音が出るので注意*5。
内部では線形代数や計算幾何や組み合わせ最適化の理論などを使ったような気がします。
講演中に、キャンパス内の建物をスケッチで再現したりしたのですが、K都大学の偉い先生から「フッ…ゴミめ」と斬り捨てられてあっけなく終わりました。
ここまで前置き。
新作40秒スケッチ「和」
毎度のことながら、何を作ろうか本当に悩みます。
ネタもないのに参加登録してしまった… - Processing Advent Calendar 2014 https://t.co/CGcDT1jHkY
— たーせる (@tercel_s) 2014, 11月 11
ネタが無ければ無いなりになんとかするしかないわけで。
- 何も考えずにコードを書く
- 何ができあがるかは分からない
というルールで、設計なし・コンセプトなしでガリガリ書いて40秒くらいのスケッチを作りました。こちらからご覧いただけます。
今回はリソースがデカすぎてOpenProcessingでは動きやや不安定となってしまったため、H∀∟さんが紹介されているように、GitHubのgh−pagesブランチで公開することにしました。
ちなみにソースコードは一応GitHubに置いたのですが、大半が直感で書いたコードなのでぶっちゃけ見るに堪えないです。ごめんなさい。
スペシャルサンクス
Processing.jsでloadImage()
が時々失敗する現象の回避策をはぅ君に教えていただきました。感謝。
@tercel_s なんとなくPImageの非同期読み込み?な気が。
とりあえずで、draw()で、logo.get(0,0) == 0 の間は何もしないとしたら、私の手元では動きました。ちょっとだけProcessingのバージョン古いですが。
— はぅ君 (@Hau_kun) 2014, 11月 29
というわけで、そろそろ力尽きたので本日はこのへんで。
あ、明日12/16は、@tomoeさんです。
*1:インドの伝統的医学における、気質・体質の区分の一つ。火属性はピッタ(पित्त)と言われ、集中力と知的好奇心が旺盛となるエネルギーが溜まりやすいとされている。
*2:カパ(कफ)。安定感があり穏やかなエネルギーが溜まりやすいとされている。
*3:東京大学 五十嵐健夫教授。インタラクション研究の世界的権威。
*4:Takeo Igarashi, Satoshi Matsuoka, Hidehiko Tanaka "Teddy: A Sketching Interface for 3D Freefrom Design", ACM SIGGRAPH 99 ( Impact Paper ) Los Angels, August, 1999.
*5:オリジナルのムービーには、もちろんBGMはついていませんでした。