ラズパイを AWS に繋いでみたい
今週はあまり大した内容を書けない。
前回、ラズパイを買ってモニタに繋いだ。
次にやってみたかったことが、AWS 連携である。
もう少し具体的に言うと、データ収集基盤(っぽいもの)を AWS で構築して、ラズパイからデータを吸い出して遊んだり、あるいはスマホからラズパイを遠隔操作したりということをやってみたかった。
なんとなくこれまでの知識では、AWS の API Gateway と Lambda をうまく活用できまいかと思っていたのだが、実は AWS は IoT 向けにナイスな仕組みを用意してくれていた。
AWS IoT のしくみ
AWS の IoT コンソールにログインすると、「AWS IoT のしくみ」というチュートリアルが見られる。
これは、5分くらいで AWS IoT Core の全体感を俯瞰できて面白い。 チュートリアルというよりツアーに近いかも知れない。
基本的には、MQTT (Message Queuing Telemetry Transport) というプロトコルを利用した Pub/Sub型のアーキテクチャが採用されている。
たとえ、物理デバイスがオフラインであっても、仮想的なシャドーデバイスによって、デバイスの情報にアクセスできる仕組みが整っているという。
クイック接続を試す
初めの一歩として、「AWS IoT クイック接続を試す - AWS IoT Core」という公式チュートリアルを、手を動かして試すことにした。
これがまたびっくりするほど簡単で、だいたい 3ステップくらいで ラズパイから AWS にデータを送りつけることができる。
ぶっちゃけ小学生でもできてしまうのではと思うくらいやさしい。
下図は、実際にラズパイから送られてきた Hello World を購読する様子である。
ラズパイから JSON が次々と AWS に送り付けられているのである。 そして MacBook Pro のブラウザからは、その様子がリアルタイムにモニタリングできる。
さて、こうなってくると集めたデータを捌く裏方の仕組みが作りたくなってくる。
そんなわけで、AWS Lambda をちゃんと勉強したいと思った。
短いけど今日はこれでおしまい。